
フィリピン起業には落とし穴が多い。
そもそも起業自体が成功確率が低いものなので、
それを発展途上国でやるとなればさらに苦労が多い。
これからフィリピンで一旗揚げてやろうと野望を抱く人に、
フィリピン起業での注意事項について書こうと思う。
目次
フィリピン起業での鉄則!
自分なりに振り返って、フィリピン起業での鉄則をまとめてみた。
これは、何の後ろ盾もない個人が単身で一旗揚げようという場合の注意事項です。
✅フィリピン起業はむやみに日本人を頼るな
海外で起業するとなると、何かと不安な気持ちになることもあるだろう。
古い友人がいて、見返りナシで助けてくれるのならいいが、
そういう例外ケースを除けば、
むやみに日本人を頼るのはよしたほうがいい。
タイ・バンコクで長く生活していた時、
多くの日本人が起業しようとやってきて、
失敗して去って行ったのを知っている。
誰かが飲食店を開業するとなると、
それに色んな日本人が群がりカモにする。
現地の安いロカール業者に内装工事を丸投げしておいて、
高い請求書を出して丸儲けなんていうのが典型例。
カモにされた本人は現地の相場を知らないから、
カモにされたことを全く気付くことなく失意の帰国をしたのだろう。
では、ここフィリピンはどうか。
フィリピンでビジネスをしている先輩に聞くと、
ほぼ同じような感じだと言われた。
とにかく、悪党が多いから気を付けろといつも注意される。
つまり、海外起業で最も警戒すべきは同じ日本人
なのである。
特に、発展途上国には、日本で失敗したり、
食いぱっぐれた怪しい人物が多い。
そういう怪しい人物の口利きとかは気を付けよう。
✅フィリピン起業で最も頼りになるのも日本人
最も警戒すべきなのは同じ日本人である反面、
最も頼りになるのも同じ日本人でもある。
良き出会いに恵まれて、心底信頼できる友人が出来れば、
困ったときに手を差し伸べてくれたりもする。
オイラも常に信頼している友人にはいつも色々アドバイスをもらったりしている。
大事なのは、何の見返りも期待せずに助けてくれる友人であるかどうか。
そういう友人が周囲にたくさんいれば大きな力になる。
下心丸出しで近づいてくる奴には気を付けよう。
✅海外で怪しい日本人を避けるコツ
オイラはタイで生活していた時に、
周囲で日本人の殺害事件が起きたことがあった。
犯人も同じ日本人で金銭目的であった。
そういう経験をしているので、人一倍警戒心も強い。
よく知らない人と出会った時に、
必ず注意深くその人物を観察して、
危険性がない人物であるかを確認する。
チェックポイントはいたって単純。
☑収入源は?
だいたいこんな感じ。
結局のところ、何をしてお金を稼いで生活しているのかが、
ハッキリする人はキケンではないと判断する。
このヘンが曖昧な奴は危険な可能性が大きくなるので避ける。
✅自分でやるかローカル業者に頼む
むやみに日本人を頼るなと前述したが、
日本人を頼ると何かとコストが高くなるのも大きな理由でもある。
別に悪徳業者でなくても、日本人業者であれば割高になって当然。
何でも日本人を頼って起業をしようとすれば、
起業コストは大幅に上昇する。
日本人の不動産業者の紹介でオフィスを契約し、
日本人の代行業者に法人設立を頼んで、
ビザの取得とかまで依頼し、
日本人の会計事務所と契約し、
日本人の内装業者に工事を依頼していたら・・・
湯水の如くお金が出ていきます。
Quoollは何でもかんでも自分でやってしまったので、
超格安での起業です。
最初はちょっと不安もあったが、
実際にやってみると意外と簡単にできてしまったことが多かった。
もし、日本人業者に依頼していたらと思うとゾッとする。
とりあえず、自分でやってみることをオススメする。
おそらく、Quoollがそうであったように、
意外とあっさり簡単にできてしまうかも。
万が一、これはちょっと自分では出来ないってことがあれば、
まずはフィリピン人経営のローカル企業に見積依頼をすることをオススメする。
それも相見積もりを取ってしっかりと比較することが大事。
日本人業者と比較すれば、桁違いの安さになるでしょう。
🔗フィリピン起業で費用を安くする方法を公開するぞ!
ある日本人業者との驚愕の出来事!
Quoollを設立するに際し、最初から何でも自力でやろうと思っていたのではない。
あるきっかけからそういう決断をすることになった。
ある日本人業者と会った時のことだった。
気さくな感じの人ではあったが、
その人に恐るべき欠点があった。
それは・・・
口が軽い
何でもペラペラお喋りしてしまうのだった。
しかも・・・
その内容が強烈だった。
ある学校経営者から相談された内容をそのままペラペラ話してくれるのだ。
もちろん、オイラがこれから学校設立することを知っていて。
その時心の中では・・・
↓スクロール
こうなりますよ、当然。
クライアントからの相談内容を平気でペラペラ喋ってしまう口の軽さに、
心底呆れてしまうのだった。
これ、完全に守秘義務違反です。
怖くてこの人には何も相談できないと感じた。
何を相談しても、ペラペラよその人に話してしまうだろう。
この一件があって以来、自分でできることは自分でやることになった。
結果的には、これが大正解となった。
まとめ
海外で起業するとなると、現地在住歴の長い日本人に頼りたくなる気持ちは理解できる。
但し、そういう長く住んでいる人の中に怪しい人物が多いのは、
東南アジアでは周知の事実である。
むやみに日本人を頼らずに自分でやれることは自分やり、
ローカルの業者や見返りを求めないような真の友人の力を借りて起業を成し遂げよう。
フィリピンで外資規制が緩和される予定であり、
そのタイミングでマニラで起業しようという人が増えると予想されている。
🔗これからマニラが劇的に変わる3つの理由を徹底解説する!
そうなれば、怪しい日本人も虎視眈々と狙いを定めてカモにしようと動き出す。
残念なことに、タイでもフィリピンでも悪党が多いので警戒しよう。
では、また。
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