
英語が全然話せないレベルの初級者にありがちなフィリピン留学失敗談がある。
そんな失敗談の実例を基に、初級者がフィリピン留学で失敗しないように、
注意すべき事柄についてお届けします。
🔗フィリピン留学を失敗する6つのパターン
目次
初級者のフィリピン留学での学校選び
初級者がフィリピン留学を失敗する場合、
そもそも学校選びから大きな間違いを犯していることが多い。
🔗【完全版】知らなきゃ損!フィリピン留学の学校の選び方
学校選び失敗の実例
実際に目撃したのは、中上級レベルの生徒を対象にした学校に初級者が留学していた。
当然ながら、全く英語力は伸びていませんでした。
グループレッスンでもほとんど講師の発言を理解していなかったようだし、
質問されてもまともに回答できていませんでした。
何故このようなことが起きるかというと・・・
学校選びをエージェントに丸投げしたからでしょう。
留学エージェントはビジネスとして学校を紹介するわけなので、
より手数料が稼げる学校を紹介する傾向があります。
フィリピンで中上級者を対象とする学校の料金はフィリピンとは思えないほど高額です。
料金が高い学校へ送客すると、得られる手数料も高くなるので、
留学エージェントはなるべくそこへ誘導したいものです。
結果として、初級者を中上級レベル対象とした学校に留学させるという、
明かなミスマッチになってしまい、留学失敗に終わる悲劇が頻繁に起きています。
学校選び失敗を避ける方法
留学エージェントから強く推されたとしても、
そのまま申し込まないことが大事です。
自分が留学する学校について自分自身でも可能な限り調べる必要があります。
『スクールウィズ』の留学体験談も参考になるだろうし、
学校のホームページからでも様々なことが分かるでしょう。
一般的にビジネス英語についてアピールしている学校は中級者以上のレベルの人が留学する学校です。
ホームページをよく見て、その学校が初級者向きか中級以上向きの学校であるかをチェックぐらいしましょう。
初級者にオススメの学校
初級者の学校選びに不可欠と思われるのは下記3点。
☑日本人スタッフに日本語で相談できる
初級者は留学中も色々悩むものです。
なかなか思うように上達しなかったり、
ホントにこのまま授業受けていて上達するのだろうかと悩んだり、
自習時間もどのように勉強すればいいのかと途方に暮れたりします。
そういう悩みがある時に、日本語で相談できる学校スタッフがいるかどうかは重要なポイントです。
学校によっては日本人スタッフがいなかったりしますし、
学習相談はフィリピン人のマネージャーがしているという学校もあります。
中級者以上の英語力があればそれでも問題ないのかもしれませんが、
初級者に英語で学習相談させるのは非常に酷です。
初級者が学校を選ぶ際は、必ず日本人スタッフの日本語でのサポートがある学校であることは不可欠です。
☑小規模校
大規模校の場合、少ないスタッフでたくさんの生徒のケアをすることになります。
どうしても、一人一人の生徒との関係は希薄になり、
キメ細やかなケアはできません。
小規模校の最大のメリットは、
生徒と学校スタッフや経営者との関係が非常に近く、
キメ細やかな対応が可能であることです。
初級者の場合はキメ細やかなサポートは不可欠です。
☑EOPの学校は絶対ダメ
初級者がEOP校に留学しても、百害あって一利なしです。
そもそも、英語が上達するかどうかは授業の質に掛かっています。
強制的に英語漬けにして英語が上達するなら、
アメリカで生活している日本人は全員ペラペラにならないとおかしいです(笑)
タイで長年生活していて、毎日タイ語環境にいるのに全然タイ語が上達しない日本人がたくさんいます。
EOP神話はあくまで学校が集客ツールとしてPRしているだけで、
その実態は非常にお粗末なものです。
初級者がEOP環境で英語漬けにされても、
まともに会話は成立しません。
結果的に、みんな無口になって奇妙なNo Talikngな空間になるだけです。
初級者にEOP校は絶対にオススメできません。
🔗【お笑い】フィリピン留学のEOPの不都合な真実
初級者のフィリピン留学での事前学習
基本文法も基本単語も何も知らない状態で留学して、
後はお任せで学校に丸投げして英語がペラペラになるほど世の中甘くないです。
留学の成功は学校50%と生徒50%の共同責任です。
基本文法と基本単語を知らなくても、
講師は一生懸命教えてくれるでしょうが、
留学の成果としては半減します。
当然ですが、他の生徒はどんどん授業が先に進んで行くのに対し、
基本文法と基本単語も知らない生徒の場合は、
なかなか授業が前に進みません。
授業中に何度も中断して単語の意味を調べたり、
基本的な文法の説明に時間を割くことになるので、
当たり前の結果です。
特に、長期間英語の学習から遠ざかっていた人は、
ある程度のリハビリを兼ねて事前学習をすることをオススメします。
初級者のフィリピン留学での滞在中
留学生活は限られた時間を有効に活用する必要があります。
何か疑問に感じることがあったり、
悩んでいることがあるなら積極的に学校スタッフに相談して、
早めに解決していくことが重要です。
学校側から勧められた授業内容が自分には簡単過ぎるものだったり、
あるいは難しすぎるものだったりすることはよくあります。
自分のレベルに相応しくない授業を受けていても時間のロスになります。
日本人は自己主張しない人が多いですが、
海外では自己主張しないと損をするだけです。
不満に思うことがあるならハッキリとそれを伝えないと、
誰も忖度してくれません。
留学中は積極的にコミュニケーションを取りましょう。
まとめ
初級者でフィリピン留学して失敗した実例を基に、
如何に失敗を防ぐかについて書いてみました。
フィリピン留学は初級者にオススメの留学先ですが、
最近は失敗談もネット上でよく目にします。
これを参考にして頂ければ、失敗のリスクは下がるはずです。
では、また。
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